この記事を書いた人:元美容師・現役ヘアケアアドバイザー。サロン経験をもとに、正しいヘアケアの知識をわかりやすくお届けしています。
「ヘアゴムを外したら髪に跡がついてる…」「何度やっても跡がなくならない」
毎日ヘアゴムを使っているのに、外すたびにくっきり跡が残ってしまう。そんな経験、ありませんか?
実はこれ、髪へのダメージサインです。ちょっとした習慣を変えるだけで、跡が残りにくくなります。
元美容師の視点から、ヘアゴムの跡が残る原因とNG習慣、今日からできる対策をまとめました。
ヘアゴムを外すと跡が残るのはなぜ?
ヘアゴムの跡が残る一番の原因は、髪への圧迫・摩擦の繰り返しです。
ヘアゴムで髪を結ぶと、同じ場所に継続的な圧力と摩擦が加わり続けます。これが毎日繰り返されることで、髪の毛が変形・つぶれた状態になり、「跡」として残ってしまうのです。
健康な髪はキューティクルがしっかり整っていて弾力があります。しかし、ゴムによる圧迫が続くと、キューティクルが傷つき、髪の弾力が失われていきます。その結果、跡が消えにくくなったり、切れ毛や薄毛につながることもあります。
ヘアゴムの跡が残りやすい5つのNG習慣
跡が残りやすい人には、共通する「やってしまいがちなNG習慣」があります。当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
① 毎日同じ位置で結ぶ
「いつも同じポジションでポニーテール」という方は要注意。同じ場所に圧力・摩擦が集中し続けることで、そこだけ跡が深くなります。
特に、ゴムの位置がいつもまったく同じ場合、その部分の毛が慢性的なダメージを受け続けます。
② きつく結びすぎる
しっかり崩れないようにきつく結ぶ方も多いですが、締め付けが強すぎると毛幹(髪の芯)が圧迫・変形してしまいます。跡が深く残るだけでなく、頭皮への負担にもなります。
③ 金属パーツ付きのゴムを使う
金属留め具やシリコンでコーティングされていないゴムは、結んだり外したりする際に髪に引っかかりやすいです。その引っかかりが摩擦を増やし、ダメージや切れ毛の原因になります。
④ 濡れた髪をゴムで結ぶ
洗髪後、乾かさずにゴムで結んでいませんか?濡れた髪はキューティクルが開いて膨張しており、非常にデリケートな状態。少しの摩擦でもダメージが大きくなります。
また、濡れたままゴムで結ぶと、蒸れた状態が続き頭皮トラブルにもつながります。
⑤ 就寝時もゴムをつけたまま
「寝るのが面倒で…」とゴムをつけたまま寝る方も多いですが、これが最も注意が必要なNG習慣です。
寝ている間は寝返りを打つたびに摩擦が発生し、さらにゴムによる圧迫が長時間続きます。朝起きたときに跡がくっきり残っているのはこのためです。繰り返すと切れ毛や薄毛にもつながります。
跡が残りやすい髪かどうかのセルフチェック
以下の項目に2つ以上当てはまる方は、髪がダメージを受けやすい状態かもしれません。
- ゴムを外した跡がなかなか消えない(30分以上)
- 同じ位置の髪が細くなってきた
- ゴムを外すときに髪がブチッと切れることがある
- 髪全体のボリュームが落ちてきた
- 毎日ポニーテールやお団子など、まとめ髪スタイルが多い
当てはまる項目が多い場合は、今日から習慣を見直してみましょう。
今日からできる!ヘアゴムの跡を残さない対策5つ
難しいことは何もありません。日常の小さな習慣を変えるだけで、跡が残りにくくなります。
① 結ぶ位置を毎日少しずつ変える
今日は低め・明日は高め・あさっては横など、結ぶ位置をローテーションしましょう。同じ場所への集中的な負担を避けることができます。
「少しだけ」ずらすだけでも効果があります。
② シュシュやスパイラルゴムを使う
シュシュは接触面積が広く、一箇所への圧力が分散されるため跡が残りにくいです。スパイラル(コイル型)ゴムも髪に食い込みにくいのでおすすめ。
金属パーツのないシリコンゴムや布製のゴムを選ぶと、引っかかりによるダメージも防げます。
③ ゆとりを持たせてふんわり結ぶ
崩れないようにきつく結びたい気持ちはわかりますが、少しゆとりを持たせて結ぶだけで圧迫が軽減されます。
日中崩れるのが気になる場合は、ヘアピンや長めのバレッタを組み合わせるとスタイルをキープしながら負担を減らせます。
④ 濡れた髪は乾かしてから結ぶ
洗髪後は必ずドライヤーで乾かしてからゴムで結ぶようにしましょう。特に根元をしっかり乾かすことが大切です。
急いでいる場合でも、ドライヤーで7〜8割乾かしてから結ぶだけでもダメージがかなり違います。
⑤ 就寝前は必ずゴムを外す
これが一番大切な対策です。寝る前は必ずゴムを外し、髪を自然な状態で休ませてあげましょう。
就寝時に髪をまとめたい場合は、ゆるめに三つ編みにする・シルクのシュシュを使うなど、髪への負担が少ない方法がおすすめです。
まとめ:小さな習慣が美しい髪を守る
ヘアゴムの跡が残る主な原因は、同じ位置への繰り返しの圧迫と摩擦です。
今日からできる対策をおさらいしましょう。
- ✅ 結ぶ位置を毎日少しずつ変える
- ✅ シュシュ・スパイラルゴムを使う
- ✅ ゆとりを持たせてふんわり結ぶ
- ✅ 濡れた髪は乾かしてから結ぶ
- ✅ 就寝前は必ずゴムを外す
どれも今日からすぐに実践できることばかりです。一つずつ習慣に取り入れて、跡の残らない美しい髪を目指しましょう。
他にも髪のお悩みがあれば、ぜひコメントや問い合わせフォームからご相談ください。元美容師の視点から丁寧にお答えします!

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