美容院のシャンプーあるある5選。元美容師だから言える「頭は上げなくて大丈夫です」

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美容院でシャンプーをしてもらうとき、「頭、浮かせたほうがいいのかな?」「痒いところを聞かれたけど言いにくい…」と気を遣った経験はありませんか。

私は元美容師で、シャンプーをする側もされる側もたくさん経験してきました。今回はその両方の目線から、シャンプー台の「あるある」を5つご紹介します。される側の正解も分かりますので、次の美容院がちょっと楽になりますよ。

目次

あるある① 後頭部を洗うとき、頭を浮かせてしまう

後頭部を洗われるとき、美容師さんが洗いやすいようにと、腹筋に力を入れて頭をぐっと持ち上げる方。とても多いです。実は私も、してもらう側になるとやってしまいます(笑)。

その気遣い、美容師にはちゃんと伝わっています。ありがたいです。でも本音を言うと——頭は上げないほうが洗いやすいんです。頭に力が入っていると手が入りにくく、かえって洗いづらくなります。力を抜いて、シャンプー台に頭の重さを預けてもらうのがいちばんです。

中には、持ち上げた頭をそのままキープし続ける方もいました(笑)。そういうときは「あのー」と声をかけて、力を抜いてもらっていました。逆に、気持ちよくて眠ってしまう方もいます。そのときは無理に起こさず、洗えるところを洗います。眠れるくらい力が抜けているのは、実は理想の状態なんですよ。

あるある② 顔にかけたガーゼがズレる

「失礼します」と顔にガーゼのようなものをかけられて、シャンプーが始まりますよね。あのガーゼ、たまにズレませんか。

シャンプーしている側は、ズレてもあまり気にしていません。でも、されている側はただ上を向いているだけなので、けっこう気になるものです。私もされる側でガーゼがズレたときは「これは目を閉じていたほうが良さそうだな」と目を閉じてやり過ごしています。

プロの小技をひとつ。私が現役のときは、ガーゼのおでこのあたりを少しだけ濡らしてからかけていました。こうするとズレにくいんです。気の利く美容師さんはズレたらすぐ直してくれますが、そうでないこともあります。シャンプーを担当するのは見習いの方も多いので、「必死に覚えたシャンプーを頑張っているんだな」と温かい目で見てもらえたらうれしいです。

あるある③ 「痒いところはありませんか?」に「大丈夫です」と答えてしまう

「お痒いところはございませんか?」「流し足りないところはありませんか?」——この質問、正直に答えたことがある方、どのくらいいるでしょうか。

私が美容師をしていたとき、「ここが痒いです」と言われたことはほとんどありません。みなさん我慢して「大丈夫です」とおっしゃるんです。そして白状すると、私自身も客の立場で聞かれたら「大丈夫です」と答えています(笑)。日本人は本当に我慢強いというか、優しいというか。

ただし、ひとつだけ例外があります。シャンプーの泡が残っている場合は、絶対に言ってください。すすぎ残しをそのままにすると、あとで肌が痒くなるおそれがあります。「耳の後ろに泡が残っている気がします」の一言で美容師さんは丁寧に流し直してくれますし、それを嫌がる美容師はいません。

あるある④ 「お湯の温度はいかがですか?」も、ほぼ全員「大丈夫です」

シャンプーの前にお湯加減を聞かれるのもお決まりですね。熱めが好きな方、ぬるめが好きな方、本当は好みが分かれるところですが、これもほとんどの方が「大丈夫です」と答えます(笑)。

プロ側の小ネタをひとつ。頭の地肌が硬い方には熱めのお湯が合うと教わっていたので、私はそういうお客様のときは、ほんの少しだけ温度を上げて洗っていました。美容師は聞くだけでなく、頭皮の状態も見ながら調整しているんですよ。もちろん、熱い・ぬるいが気になったら遠慮なく言ってください。温度調整は一瞬でできるので、まったく迷惑ではありません。

あるある⑤ 美容師さんの咳や鼻水が気になる

シャンプーの最中に、担当の方が咳をしていたり鼻をすすっていたりして、ちょっと気になった経験はないでしょうか。

美容師も人間なので、体調が万全でない日もあります。コロナ禍のときはお互いマスク必須だったので、その点は安心でした。今は状況に応じてですが、気になる時期はお互いにマスクをすることで防げるといいなと思います。

まとめ。シャンプー台では「力を抜いて、泡残りだけは言う」

美容院のシャンプーあるある、まとめます。

  • 頭は浮かせなくて大丈夫。力を抜いて頭の重さを預けるのが正解です
  • ガーゼがズレたら目を閉じてやり過ごすか、遠慮なく言ってOK
  • 「痒いところは?」に無理して答えなくてもいいけれど、泡が残っているときだけは必ず伝える
  • 温度の好みも言っていい。調整は一瞬です

客として色々な美容院に行ってみると、シャンプーのやり方は本当に人それぞれです。それでも、ほとんどの方が一生懸命気を遣ってくれます。日本のおもてなし精神はシャンプー台にも生きているなぁと、元美容師として感じます。

ちなみに私は、美容院に行った日も夜には必ずお風呂で頭を洗います。万が一すすぎ残しがあっても、その日のうちに流してしまえば安心ですからね😊

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この記事を書いた人

美容師だった時の知識と専業主婦になってからの知識などを髪のお悩みを解決します。

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