✂️ この記事を書いた人|元美容師(現役ヘアケアアドバイザー)
美容師としてのキャリアを持つ。多くのお客様の枝毛・切れ毛のお悩みを担当した経験をもとに、正しいヘアケア情報を発信中。
「毛先を見たら枝毛だらけ…」「最近、髪がぷちぷち切れる気がする」とお悩みではありませんか?
実は、枝毛と切れ毛は原因も対策も少し違います。どちらも放置すると髪全体のダメージが進んでしまいます。元美容師の私が、原因から今日からできるケアまで、わかりやすく解説します😊
枝毛と切れ毛の違い
まずは「枝毛」と「切れ毛」、この2つはどう違うのでしょうか?
枝毛は、毛先が縦に裂けてY字やホウキのように割れてしまった状態です。主に毛先に起こるダメージで、髪の内部の栄養が失われてパサパサになっているサインです。
切れ毛は、髪の途中でぷつっと切れてしまった状態のこと。毛先ではなく髪の中間や根元付近で起きることが多く、短い毛が頭の表面にぴょんぴょん飛び出ていたら切れ毛のサインです。
どちらも「髪のダメージ」が原因ですが、できる場所と状態が違います。
枝毛ができる原因
枝毛の主な原因は、毛先への継続的なダメージです。
① カラーやパーマのしすぎ
カラーやパーマは薬剤を使うため、髪の内部のたんぱく質を傷めます。繰り返すほど毛先が弱くなり、枝毛ができやすくなります。
② 毎日のドライヤーの熱
ドライヤーを同じ場所に当て続けると、熱で毛先がダメージを受けます。特に「なんとなく乾かしている」という方は要注意です。
③ タオルでゴシゴシ拭く
タオルで髪を強くこすると、キューティクルが剥がれてしまいます。その状態が続くと毛先から割れやすくなります。
④ ブラッシングの摩擦
濡れた状態の髪を無理にブラシでといたり、乾いた髪をゴシゴシとかしたりすることで、摩擦ダメージが積み重なります。
切れ毛ができる原因
切れ毛の多くは、髪のたんぱく質・水分不足が原因です。
① トリートメント・コンディショナー不足
シャンプーだけで終わらせていたり、トリートメントをしっかり使えていないと、髪の内部が乾燥して弱くなります。
② ヘアゴムやヘアピンによる摩擦
同じ場所でヘアゴムを結び続けると、その部分の髪に負荷がかかり切れ毛になりやすいです。特に細いゴムは要注意です。
③ 栄養不足・睡眠不足
髪は体の内側の状態が外に出るものです。食事が偏っていたり、睡眠が不足していると、髪が作られる力そのものが落ちてしまいます。
④ 過度なカラー・ブリーチ
ブリーチは特に髪内部のダメージが大きく、切れ毛が起きやすくなります。
枝毛・切れ毛を防ぐ今すぐできるケア方法
① タオルドライは「押さえる」だけ
髪をこすらず、タオルで包んで優しく水分を押さえるだけにしましょう。これだけでキューティクルのダメージがかなり減ります。
② ドライヤーは「動かしながら」当てる
同じ場所に熱を当て続けず、ドライヤーを小刻みに動かしながら乾かします。毛先は最後に、やや遠めから当てるのがポイントです。
③ 洗い流さないトリートメントを毎日つける
お風呂上がりに洗い流さないトリートメントを毛先を中心につけることで、熱や乾燥から髪を守ることができます。
④ ブラッシングは毛先から
髪をとかすときは根元からではなく、毛先のからまりをほぐしてから根元に向かってブラシを入れます。これだけで切れ毛がかなり減ります。
⑤ ヘアゴムは結ぶ位置を毎日変える
同じ場所で結び続けると、その部分だけ弱くなります。少し上下にずらすだけで切れ毛予防になります。
やってはいけないNG行動
✖️ 枝毛を自分で「裂く」
気になって枝毛を指でくるくる裂いてしまう方、いませんか?これをやると裂け目がどんどん上に進み、余計にダメージが広がります。
✖️ 枝毛を「引っ張って」切る
同じく、引っ張って切るのもNGです。ハサミで毛先を少しカットするのが正解です。
✖️ シャンプー後に自然乾燥
「ドライヤーが熱いから」と自然乾燥にしている方もいますが、濡れたまま放置すると髪のキューティクルが開いたまま摩擦を受け続け、ダメージが増えます。
まとめ
- 枝毛は毛先が割れた状態。熱・摩擦・カラーのダメージが主な原因
- 切れ毛は髪の途中で切れた状態。水分・たんぱく質不足やゴムの締め付けが原因
- 今日からできるケアは、タオルドライの改善・洗い流さないトリートメント・毛先からのブラッシング
「まだ大丈夫」と思っているうちに、じわじわとダメージが積み重なっていくのが枝毛・切れ毛の怖いところです。毎日の小さなケアの積み重ねが、健やかな髪への近道になります😊
美容師だった経験をもとにした知識が、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

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